六角形の鉛筆をかたどったシンプルで飽きのこないボールペン「849シリーズ」に2018年の限定柄「アレキサンダー・ジラード」が登場。
カランダッシュはアイコン的なコレクション849を真っ白なカンバスに見立て、毎年コンセプトや価値観を共にするブランドやアーティストなどとタッグを組み。彼らのクリエイティビティからインスピレーションを受け、筆記具に落とし込んだコラボレーション商品を発表しています。
この2018年限定849 アレキサンダー・ジラードボールペンは彼の手がけたパターンを元に、スタジオジラードとカランダッシュがタッグを組んで開発したボールペンです。
アレキサンダー・ジラードは20世紀のデザイン界において、カラフルで親しみやすいグラフィックマークを用いて、多岐にわたる才能と斬新なアイデアを遺してきました。
枯葉テキスタイルやパターン、フォークアートに大きな関心を寄せており、出かける際、彼のジャケットの内ポケットにいつも筆記具を忍ばせていました。
筆記具は彼にとって想像力を表現するための大切なパートナーでした。
849 アレキサンダー・ジラードボールペンのデザインパターンは、スイスのヴィトラ社からほど近いドイツのヴィトラデザインミュージアムに所蔵されているコレクションから選ばれています。
ブラックの「ダブルトライアングル」は元々テキスタイルや壁紙のためにデザインされたものです。
今回の限定アイテムのためにブラックのノックボタンとクリップを用いて彼の世界観を再現しています。
日常使いがコンセプトともなっている限定商品に合わせて。持ち運びにも重宝するメタルボックスの缶ケース入りでのお届けとなります。
缶ケースはパターンに合わせてアレキサンダー・ジラードの代表的作品「ザ・アイズ」がデザインされています。
ボールペンの書き味には定評があり、ゴリアットカートリッジと呼ばれるＢＰ芯には先端のボールにインクを送る軌道が６本ついており、インクを細分化してボールに送り出せるためボタ落ちがほとんどありません。
A4サイズの用紙に600ページ、8kmの筆記距離を誇ります。
重量：約18グラム
サイズ：約9×128ミリ（クリップ部除く）
インク色：黒 (F/細字)
リフィル：
ボールペン替え芯 GOLIATH(ブラック/F・細字)
Alexander Girard(アレキサンダー・ジラード)
アレキサンダー・ジラードは戦前のアメリカデザイン史において、大きな功績を遺したデザイナーの一人と言えます。
日々の生活に溶け込むカラフルなグラフィックパターンは、20世紀のデザイン史において大きな影響を与えました。
アバンギャルドなビジュアルや言葉はアレキサンダー・ジラード独自のユニークな感性により、細部までいきいきとした、あたたかみのあるデザインへと昇華しています。
第二次大戦後1946年にはチャールズ＆レイ・イームズ、ジョージ・ネルソンらと共に、モダンデザインの大衆化に尽力。
1952年、ハーマン・ミラー社に新設されたテキスタイル部門長に抜擢され、以降1973年まで21年間に300種類以上のデザインを手がけた。
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