日本の伝統産業である「漆」と「和紙」の融合した『URUSHI』シリーズが登場。
3カ所のポケットで定期券や切符を収納できます。
細やかな柄で表現された漆を和紙にのせる技術は大変難しく、奈良県の漆職人の手により受け継がれてきた伝統の技術に新しい技術開発を加えることで実現しました。
「和紙」と「漆」の持つ手触り感、素材強度、日本の技術を世界中の人々の暮らしの中で使っていただけることができたらという願いが込められています。
「漆」と「和紙」
本来は鹿革にのみ印刷が可能である漆印刷技術は強度のある和紙「ナオロン」に特殊な加工を施すことで、和紙に細やかな漆をのせる印刷を可能にしました。
ナオロンの強靱な表面と受け継がれてきた伝統的な漆印刷技術と新たに加えられた技術への挑戦により生まれた和紙と漆の新しい表現です。
和紙を丹念に精製したあと、1枚1枚熟練した職人が手刷りによって印刷を施しています。
細やかな柄の表現も独自の技術開発により実現しました。
SIWA・紙和
千年の歴史ある和紙産地、山梨県市川大門の和紙メーカー大直が紙の可能性を広げる日常品として「SIWA・紙和」シリーズを工業デザイナーの深澤直人氏と創りあげました。
深澤直人氏は大直が開発した破れない障子紙「ナオロン」に、くしゃくしゃにすることで風合いがでることを見いだし、その優しさを生かした日常品のデザインを提案しました。
「SIWA・ 紙和」という名前は、紙のしわと和紙の反対読みの紙和という意味があります。和紙を丹念に精製し、革を縫製するようにひとつひとつ丁寧に生産しています。
minä perhonen(ミナ ペルホネン)
1995年にデザイナーの皆川明氏により設立。
オリジナルの図案によるファブリックを作るところから服作りを進める。
国内外の生地産地と連携し、素材や技術開発にも精力的に取り組む。
ブランド名は、フィンランド語で「minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味する言葉。
蝶の美しい羽のような図案を軽やかに作っていきたいという願いを込めている。
ソフトナオロン/Soft Naoron
ソフトナオロンは木材パルプとポリオレフィン繊維を原料とし、和紙漉きの製法で作った紙です。
やわらかくしなやかな紙質が特徴で破れにくく耐水性にも優れています。
燃やしても有毒ガスは発生しません。
素材:ナオロン
サイズ:H70×W105mm
4905161552060
91211049